japanese.china.org.cn |09. 05. 2020

誠和敬養老集団 高齢者に配慮し防疫サポート

タグ: 養老集団 高齢者 配慮 防疫サポート

 1月26日、北京市南里東区の誠和敬養老ステーション周辺に住む高齢者が心臓発作を起こし、ワンボタン式コールシステムでステーションに助けを求める連絡が入った。連絡を受け、ステーションはすぐに高齢者の子供に連絡し、この独居老人の救助に介入した。


 この数カ月、新型コロナウイルス感染症は世界各国に巨大なダメージをもたらし、社会のあらゆる面に影響を与えた。高齢者は抵抗力が弱く、ウイルスに感染しやすい。どのように感染を予防し、高齢者の心身の健康を守るかは、防疫において軽視できない問題となった。中国網の記者はこのほど、北京国資公司傘下の北京誠和敬養老健康産業集団を取材した。感染症の影響に対し、同社は一連の措置を講じ、介護施設で生活する高齢者の感染ゼロに努めると同時に、経営する100軒以上の養老ステーションのネットワークを生かし、コミュニティで生活する高齢者に生活保障を提供した。


細部から着手、感染の防御線を張る


 誠和敬長者公館亦荘プロジェクト養護部の秦楊静主管は、「長者公館は感染症流行初期から介護施設を封鎖管理し、高齢者の体温や血圧などを定期的に測定し、入居者の体調に常に気を配っていた。室内の消毒と換気を強化し、食堂の受取口などのエリアに1メートルの線を引き、密集を避けた」と述べた。

                                                                          高齢者の体温を測るスタッフ


 介護施設で生活する多くの高齢者は定期的に病院で受診し、薬をもらう。この状況に対し、スタッフは高齢者に外出自粛を促し、医師に定期的に訪問診療してもらい、介護施設のスタッフが薬を買いに行くようにした。この措置は効果があり、高齢者は施設で安心して生活し、外出による感染リスクを避けることができた。現在、誠和敬が介護する高齢者は全員健康で、感染者は出ていない。

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