バイデン氏の就任式を控え、ワシントンが「軍事基地化」

17日夕方、米ワシントンの議事堂付近。新華社記者・劉傑撮影

　暴力の脅威のほか、議事堂は感染症の影に覆われている。米紙『NYタイムズ』の報道によると、6日の議会乱入事件後、国会議員6人が新たにPCR検査で陽性となった。当時多くの議員が密になり、マスクを着用していなかった人もいたためと思われる。昨年3月に全米で新型コロナウイルスが大流行してから現在まで、少なくとも61人の現職の国会議員が感染したか感染の疑いがあり、国会議員全体の10分の1以上を占めている。全米の平均感染率の6.5％を大幅に上回っている。

　首都ワシントンの他にも、米国の各州も大統領就任式の前後に現地で暴力活動が発生することを想定し、警戒を強めている。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2021年1月19日