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japanese.china.org.cn |26. 01. 2022 |
習近平国家主席がバッハIOC会長と会談「オリンピックの『より団結』は今の時代にまさに必要」
習近平国家主席は25日午後、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と北京の釣魚台迎賓館で会談した。新華社が伝えた。
習主席は「北京冬季五輪は6年余りの準備期間を経て、すでに各準備作業が完了しており、近く期日通り、約束通りに開催されようとしている。中国による北京冬季五輪開催は、中国国民だけでなく、国際社会の支持も得ている。約90の国と地域から3000人近くの選手が参加する今大会は、種目数、金メダル数が過去最多の冬季五輪であり、より多くの選手達に夢をかなえる機会を与えるものとなるだろう。我々は選手を中心に考えて、あらゆる努力を尽くして、会場や施設などをしっかりと確保し、全般的サービスをしっかりと提供する。我々には、競技参加者及び関係者、中国国民の健康と安全を保障する自信がある」と表明。
「中国は2008年北京五輪、2014年南京ユースオリンピック、2022年北京冬季五輪を相次いで開催して、中国国民のオリンピック・ムーブメントに対する熱意をかき立て、中国のスポーツ事業の発展を後押しし、オリンピック精神を世界に広めるうえで重要な役割を果たした。オリンピック・ムーブメントの提唱する『より団結』は、まさに今の時代に最も必要なものだ。世界各国は190艘の小舟に乗るよりも、1隻の大きな船に乗って、より素晴らしい未来を共有するべきだ。我々が北京冬季五輪のスローガンとして『共に未来へ』を掲げたのは、このためだ。中国側はオリンピック・ムーブメントと人類運命共同体構築に、新たな、より大きな貢献をしていく」と強調した。
バッハ会長は「中国の関係当局と人々の共同努力の下、北京冬季五輪の各準備作業は非常に見事かつ順調に行われており、会場の素晴らしさ、防疫措置の周到さ、持続可能な運営理念の先進性には感嘆させられる。中国側の力強い措置により、今大会の安全で順調かつ成功裏の開催が確保されるものと信じる」とした。(編集NA)