ラオスのサイソムポーン国民議会副議長は、「中国の指導者は両会の会期中に代表・委員と広く交流するほか、日頃から頻繁に現場を視察している。これは中国人民の考えることがいかなる時であっても中国共産党の関心事であることを反映している。衆知を集めて有益な意見を広く吸収することで、人民の需要と訴えが党及び政府から心のこもった科学的な政策を呼ぶ」と述べた。

　「中国通」である英国王立東洋・西洋戦略研究所の易思所長は、両会と中国の民主の実践に関する独特な観点を持っている。易思氏は吉林省長春市政治協商会議の客員委員と、上海市政治協商会議の顧問に就任した経験を持つ。長春市では地方両会が「三農」（農業、農村、農民）問題の解消に取り組む姿を目にし、さらに世界貿易機関での勤務歴に基づき議論に加わった。易思氏は自らの経験により、中国の民主の実践は実際的な問題の解消に尽力するものと実感している。

　南アフリカ大学ムベキアフリカ指導力研究院の上席研究員の譚哲理氏は、「中国の全過程人民民主は、最も多くの人民の根本的な利益への奉仕を主旨とし、人民に確かなメリットをもたらし、世界的にも稀な成果を手にした」と指摘した。アルゼンチン・中国研究センター所長のパトリシオ・ジュスト氏は、「他のいかなる制度であっても中国がこれほどの成果を手にすることができたとは思えない」と感じ入っている。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2023年3月8日