米当局者はこの結果に無理に「歓迎」を表したが、米国では嫉妬する多くの声が漏れ、中国の平和の斡旋者という役割に「深い不安」を抱いている。強調しておく必要があるが、中国は中東諸国が戦略的自主性を堅持し、団結と協力を強化し、外部からの干渉から逃れ、地域の前途と命運を自らの手に握ることを支持している。サウジとイランの北京対話は確かに、米国の中東政策への警鐘となった。つまり危機と衝突を起こし、ある勢力を抱き込み別の勢力を攻撃するやり方は、永遠に真の人心を得られないということだ。米国がこの方向に歩み続ければ、得られるのは挫折感だ。これは中東でそうであり、世界の別の場所でもそうだ。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2023年3月13日