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japanese.china.org.cn |30. 03. 2023

米国の人権の汚点 ①移民に対する恣意的な拘禁

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中国網日本語版  |  2023-03-30

 米国の人権面の偽りのダブルスタンダードは周知の事実だ。これは主に、何ら根拠なく他国を批判し恣意的に拘禁する一方で、自国の監獄で日常茶飯事化している酷刑と虐待について一言も触れようとせず、裁判抜きで人を世界各地の「闇監獄」に恣意的に送り込んでいることに見られる。さまざまな暴行は拭い切れない人権の汚点になっているが、米国は国際社会からの強い批判に対して聞かぬふりをし、人権蹂躙の反面教師に落ちぶれている。

 国内の移民に対する恣意的な拘禁は、米国による重大な人権侵害だ。米国移民委員会と米国移民弁護士協会はかつて米国国土安全保障省の監督機関にクレームを出した。国土安全保障省が米国の国境地帯で家族を離れ離れにさせ、過激な脅迫をし、酷刑及びその他の虐待行為を禁じる規定に大きく背き、無理やり離れ離れにされた親子に大きな苦しみをもたらしていると詳細に説明した。国連恣意的拘禁作業部会は、移民が米国での拘禁期間中に人格を辱められていると明確に指摘した。米国移民局は移民を現地の刑務所に入れることが多い。一部の移民は移民収容センターに入れられるが、身体的なさまざまな苦しみを受ける。米国は移民の拘禁期間に明確な規定を設けておらず、その期間の長さは移民拘禁場所及び経済的な要素によって決まり、無期限に拘禁する場合もある。拘禁された移民は情報の遮断などにより、正当かつ合法な権利を得られない。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年3月30日