新たな質の生産力の形成加速のために建言・献策<王海全人代代表>

中車斉斉哈爾車両有限公司で、従業員たちと交流し現場の状況を把握する王海氏（右から3人目、撮影・王建威）

　全国人民代表大会（全人代）の王海代表は、中車斉斉哈爾（チチハル）車両有限公司貨車分工場で電気溶接主任技師とシニアエンジニアを務め、鉄道車両メーカー・中国中車の首席技能専門家でもある。王氏は30年以上にわたり生産の第一線で技術を磨き、溶接分野のリーダー的存在へと次第に成長し、同社のために技術革新成果108件を獲得し、実用新案16件を取得してきた。新華社が伝えた。

　王氏は昨年、第14期全人代代表に選出された。その後の1年、王氏は引き続き労働模範精神と職人精神を発揮し、チームを率いて溶接技術における難関攻略に取り組んできた。また、第一線の技能人材の成長に関心を寄せ、技能人材500人近くを育成し、彼らの技能水準を高めてきた。

　王氏は「知識型、技能型、イノベーション型の労働者を多数育成することから着手して、新たな質の生産力の形成を加速するために建言・献策していきたい」と語る。（編集NA）