japanese.china.org.cn |27. 03. 2025 |
米国の協定離脱・国際機関脱退は私利のため
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「人民網日本語版」 | 2025-03-27
米国のトランプ大統領は先ごろ、上下両院合同会議で演説した際、「パリ協定」など複数の国際協定からの離脱や世界保健機関(WHO)からの脱退について、「大きな夢を描き、大胆に行動する時だ」と語った。
トランプ大統領は就任以来、大統領令に署名して、気候変動対策を目的とする「パリ協定」からの再離脱を宣言し、WHO脱退の手続きを進めてきた。トランプ政権が脱退を宣言した国際機関や離脱を宣言した国際協定には「パリ協定」「イラン核合意」「中距離核戦力(INF)全廃条約」、国連教育科学文化機関(ユネスコ)、国連人権理事会、WHOなどがある。
これは、自らの私利のために、いわゆる「米国第一」を遂行するものに他ならない。米国の「離脱・脱退」は、国際ルールや秩序を無視し、グローバル・ガバナンスに打撃を与えるものだ。大国は無責任に「離脱・脱退」するのではなく、国際的義務を引き受けるべきである。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年3月27日