歴史的、地理的原因により、新疆ウイグル自治区の南部の和田(ホータン)地区、喀什(カシュガル)地区、克孜勒蘇柯爾克孜(クズルス・キルギス)自治州の農牧民の収入、生活条件は比較的低いレベルにある。新疆ウイグル自治区では社会主義新農村の建設を突破口とし、上記の地区の貧困救済に力を入れ、より直接的、効果的な措置を講じて、貧困地区の現状を短期間内に大きく改善するよう努めている。
写真(1):克孜勒蘇柯爾克孜自治州のアクチ県で民族工芸品を作るキルギス族の女性(6月29日撮影)。
写真(2):喀什地区の英吉沙(イェンギサール)県でアンズを収穫する農民(7月1日撮影)。新疆南部三州では日照時間が長く、昼夜の気温差が大きいため、品質の良い果物が収穫される。南部三州が2006年に輸出した果物は7万3401トン、1688万ドル相当に及び、現地の農民の大きな収入源になっている。
「人民網日本語版」2007年9月4日