科学技術部と国家発展改革委員会は北京で12日、合同記者会見を開き、「再生可能エネルギーと新エネルギーの国際科学技術協力計画」(以下「計画」)を正式に発表するとともに、これをスタートさせた。太陽エネルギー発電と太陽エネルギー建築の一体化、バイオマス燃料とバイオマス発電、風力発電、水素・燃料電池、天然ガスハイドレートの開発の5大優先分野で、国際技術協力を積極的に展開する。
科学技術部と国家発展改革委員会の説明によると、これは再生可能エネルギー・新エネルギー産業の発展を加速するために中国政府が定めた重要な計画であり、▽基礎研究の実施▽産業化モデルの構築▽大規模な応用▽「国際市場進出」戦略の実施▽国際交流・対話の促進▽ハイレベル人材の育成――の6つの柱からなる。
科学技術部と国家発展改革委員会は、政府の関係部門、国際機関、および重要な研究機関の間を調整し、「計画」国際科学技術協力指導委員会を設置し、国際的な協力体制をスタートさせる。また、全世界から専門家を招請して「計画」国際科学技術協力専門家諮問委員会を設置。「計画」の優先分野・重点課題・協力方法に関する諮問・提案活動を行わせることで、指導委員会の意思決定をサポートする。
科学技術部と国家発展改革委員会は「計画」の特別予算を計上するとともに、外国政府や国際機関、世界的なエネルギー企業を始めとする各企業から資本を誘致する計画だ。
「人民網日本語版」2007年11月13日 |