中国外交部の何亜非部長補佐は14日北京の記者会見で、注目されているミャンマーの問題はシンガポールで行われる東アジア首脳会議の議事日程に盛り込まれていないが、会議の開催期間中、各国の指導者がミャンマー問題を検討する可能性はまだあることを明らかにした。

何亜非氏は、「ミャンマー問題をめぐる話し合いは最終的に、ミャンマー情勢の緩和にプラスとなり、ミャンマーの長期的な社会の安定と経済発展に役立つものであるべきだ」と語った。

何亜非氏はまた、「歴史的な原因もあって、ミャンマー問題はすぐには解決できない。中国はとりわけ制裁には賛成しない。中国は国連事務総長とその特使が行っている斡旋と調停を支持する」とした上で、「ミャンマーの将来はミャンマーの国民が決めるべきだ」と強調した。

「中国国際放送局　日本語部」　2007年11月15日