選手村のソフト面でのサービスも高く評価されている。サモア代表団のジャニタ?アダムスさんは、「北京の選手村もすごいけれど、選手村で働くボランティアはもっとすごい。ボランティアの若者たちは、外国語も流暢で、サービスも行き届いている。選手村のことなら何でも知っており、外国人選手の大きな助けとなっている」と語る。
選手村内の五輪グッズ売り場で買い物をしていたアルゼンチン代表団の技術者は、選手村の印象を聞かれ、「北京の選手村はすばらしい。第一に、人がすばらしい。選手村で働く人たちは、ボランティアも含めて、とても熱心で友好的だ。彼らの笑顔を見ると心が温かくなり、家族の笑顔を見るのと同じような気持ちになる。第二に、食べ物がすばらしい。選手村ではさまざまなおいしい食事を食べることができる。本場どおりの西洋料理もあれば、ユニークな中国料理もあり、本当にすごい。第三に、運営がすばらしい。世界各地から来た選手?コーチ?職員ら1万人以上の生活を同時に配慮することは容易なことではない。それにもかかわらず、北京の選手村ではこれまで、漏れのない運営を実現している」と笑顔を見せた。
米国のある記者は、メディア村への入居が非常に便利だったことに驚いた。記者証を提示してから部屋の鍵と朝食券を受け取るまで、1分もかからなかったという。「こんなに効率のよいサービスをどうすれば提供できるのか不思議だ」。
「人民網日本語版」2008年8月5日 |