2001年から2006年まで、香港への観光客数は1373万人から2525万人に増加したが、大陸部からの観光客数は445万人から1360万人に激増した。香港の観光収入は2001年の618億香港ドルから2006年の1194億3000万香港ドルに増えたが、大陸部の観光客が落としていく観光収入は2001年の158億香港ドルから2006年の397億香港ドルまで急増し、総増加額の4分の1をも占めている。
大陸部の観光客たちは香港でお金を惜しむことなくショッピングを行い、特に大陸部のゴールデンウィークには、香港の商業施設はいずれも大陸部からの観光客でいっぱいになる。そのため、ゴールデンウィークは新年とクリスマスに次ぐ新たな消費シーズンとなり、多くの商業施設は、ゴールデンウィークを年間のセールススポットとし、さまざまな企画を打ち出して大陸部からの客を引きつけている。