バーの街
十年前、北京の三里屯は次第に中国でも有名な酒場の街となったが、これは、近くにある大使館区の多くの外国人がその発展を大いに推し進めたといえよう。しかし、2003年から地元の若い人々は什刹海あたりのおしゃれな酒場を好むようになった。酒場は前海の西辺の荷花市場から始まり、その後次第に銀錠橋を越えて西海の南岸に広がっていった。こうして煙袋斜街は瞬く間に有名になり、現在の銀錠橋を中心とした湖面や周りの胡同へ発展していった。さらに鼓楼街を隔てた南鑼鼓巷あたりも呼びかけに答えるように酒場やコーヒー・ショップが発展し、北京の新しい酒場産業地区となったのだ。
「北京週報日本語版」2007年7月27日