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故郷でくつろぐパンダの可愛らしい姿を存分に楽しもう

 

臥竜パンダ自然保護区

阿壩州汶川県内にあり、面積は2 000平方キロ。最も早く設立された面積最大の、パンダと高山森林生態系の保護を中心とした総合的な自然保護区である。1980年にユネスコの「人と生物圈」保護区に指定され、同年には世界野生生物基金と協力して中国パンダ保護研究センターが設立された。世界自然遺産「臥竜·四姑娘山·夾金山脉」のパンダ生息地で最も重要な保護区。

四川大熊猫栖息地将申报世界遗产(组图)

臥竜自然保護区はパンダが最も集中している原始的な生息地でもある。現在、143頭の野生のパンダが生息しており、世界の野生パンダ種の10%を占める。保護区内にあるパンダ研究センターでは121頭が飼育されている。科学研究の水準は世界で最も高く、パンダの生命力は最も強く、規模最大のパンダ人工飼育繁殖基地であることから、「パンダの故郷」とか「パンダの家」「パンダの王国」とも呼ばれている。

 

観光客は野生のパンダが歩いたり、滞留したりしていた跡を探したり、生息環境や生活上の習性を理解したりすることができる。正河溝—銀竜峡谷で、パンダの共生動植物を観賞したり、耿達鎮で代々パンダを守ってきたチベット族、チャン族の独特な文化と民俗情調を体験したりするのも楽しい。「パンダの部落」と呼ばれる幸福溝では、国際青少年エコ教育基地やパンダ繁殖育成センターを見学したり、臥竜で原住民のような生活を体験したりすることもできる。「パンダの王国」と呼ばれる巴朗山の頂上で、臥竜の全貌や日の出、雲海、雪山、草地などの奇観を観賞するのもいいだろう。パンダの科学考察を目的とする観光者のキャンプ——臥竜山庄で素朴な生活を体験、鄧生溝で高山の生態と地質の垂直分布景観を観賞し、野外スポーツやエコ観光にも参加できる。

 

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