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長江デルタ、観光地の道路標識統一 遠回り防止
発信時間: 2008-01-09 | チャイナネット



  長江デルタ地域で初となる道路標識統一基準「観光地区道路交通標識設置規範」が1日より施行され、各都市の主要観光地における道路標識が統一された。同地域を訪れる観光客は今後、観光名所の道路標識不統一による無駄な迂回から解放される。標識の交換作業は現在進められている。「東方早報」が伝えた。

  同規範は、長江デルタ都市経済協調会および上海・江蘇・浙江の観光、交通、技術監督の各部門が共同で制定したもので、長江デルタ地域初の年度と部門を超えた地域協力プロジェクトとなった。

  起草を担当した上海市旅行事業管理委員会国内旅行促進処の周豊年・副処長は、「同規範は、長江デルタ地域観光地区道路標識の非系統、不統一、無規範、不明瞭といった諸問題を解決する目的で制定された」と語った。長江デルタ地域の試行都市で行われた調査では、規範化された各観光名所の道路標識によって、交通警察による交通整理の必要な場所が6カ所減り、観光客が迂回によって無駄にする時間が60分減り、道案内に寄せられる問い合わせが1日6時間減ることが判明した。

  図(1):寺院のマーク

  図(2):科学普及館のマーク

  「人民網日本語版」2008年1月9日
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