四川省の観光業回復に関するアピールイベントがこのほど北京で行わた。四川省関係部門の責任者はこれについて、「四川の観光市場は徐々に回復している」と述べた。

それによると、四川大地震の被災地の面積は、全省総面積のわずか20％だけで、これら被災地は主に西北地区にあり、大部分の観光地と観光コースは破壊されていない。現在、四川省は自貢や攀枝花、瀘州など13の市と州の観光市場を全面的に再開し、また成都、徳陽、綿陽、広元、雅安と甘孜という6の市と州の一部での観光業務を再開している。

専門家は「四川の龍門山地帯にとって、マグニチュード8の地震は数千年に一度ということである。四川大地震の後、同じような破壊的エネルギーがまた出来るにはかなりの時間がかかる。この意味から言えば、四川大地震の後の被災地とその周辺地区は危険ではなくて、安全である」と見ている。

｢中国国際放送局　日本語部｣より2008年7月20日