Ｑ：国道318号線沿いの風景はどうしてこんなに美しいの？

Ａ：アカウント名「@余和平」

『神秘的な北緯30度』という本によると、地球上の北緯30度あたりには地理的な奇観や文化遺跡が多いそうです。また歴史上、様々な神秘的事件が発生しているそうです。本当かどうかは疑わしいところですね。しかし上海からチベットまでを横断する国道318号線は、基本的に北緯30度に沿って走っています。これは気候の境目となる線とも一致します。だから風景の多様性が他の場所より突出しているのでしょう。

もう1つの原因として、国道318号線は海辺から始まって世界の屋根である中国・ネパール国境に達しています。標高の差の大きさから、路上では様々な景色が見られるわけです。国道の中の10キロあまりの道は「写真家の廊下」と呼ばれています。そこではエメラルドグリーンの流水、純白の雪山、翡翠色のような樹木、ダイレクトブルーの岩石、熱帯雨林から高原の雪山、高い山と深い谷など、全てが揃っています。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2015年9月14日