観光> |
japanese.china.org.cn |15. 03. 2016 |
香港礼賓府の開放日、行政長官官邸を撮影
香港礼賓府は13日に開放日を迎え、8000人の見学者を集めた。礼賓府は香港特別行政区の梁振英行政長官の自宅兼官邸。梁長官は同日姿を現し、見学者と握手した。
礼賓府の開放時間は午前10時から午後5時まで。開放前から100人以上の見学者が列を作っていた。最前列の人は、午前7時半に到着していた。前の方に並んでいた小学生は、真っ先に中の様子を見ることができると話した。開放時間になると、子供は駆け足で中に入った。
礼賓府は見学者に庭を開放した。庭にはさまざまな花と樹木が植えられていた。
梁長官は12日に投稿したブログの中で、「礼賓府のツツジは3月に満開を迎える。しかし香港の今年の冬と春は気温差が激しく、降水量も例年よりも多かったため、開花期は予測困難だ。礼賓府の庭師はこの数週間に渡り多くの準備作業を進め、各種植物が開放日を最高のコンディションで迎えられるようにした」と記した。
花や樹木を鑑賞するほか、見学者は長官が来賓をもてなす場所を見学した。ガイドは礼賓府の歴史と建築物の特長について紹介した。見学者は、「香港は伝統的な建築物が少ない。ここの伝統的な建築物は美しく、中では花、建築物、歴史を見ることができる」と話した。
当日は小雨がぱらついたが、見学者は意欲的に携帯電話で写真を撮影した。梁長官は午前中と午後に何度も姿を現し、時おり見学者に手を振り、子供と交流した。
香港礼賓府は1855年に竣工し、古跡として指定された。開放日は毎年2回。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年3月15日