広東省仏山の「千仏山」が脚光

20年間忘れられていた龍山石窟は広東省仏山にある。2016年5月18日、山に刻まれた百体以上の仏像の数々が旅行家によって公開され、「千仏山」、「小龍門石窟」だと称賛されている。

これら断崖の山に刻まれた百体以上の仏像は生い茂る樹木の中にあるため、人々に知られることはほとんどなかった。その入口はほぼ閉ざされ、山腹の沿道は狭く歩きにくい。歩き進むと、様々な形をした仏像がようやく見えてくる。地元の村人の案内がなければ、この場所を見つけることは困難である。

入口には肇慶市や仏山市ナンバーの小型車10台が泊まっていた。「この2日間、仏像を見に来る人がとても多い。これまではほとんどいなかったのに」と村人は言う。仏像は大小様々で、生きているような姿をしている。長い間山の中に埋もれていたことから、日差しや雨に晒された仏像の多くが、まばら模様のような姿になっている。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2016年5月23日