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japanese.china.org.cn |12. 07. 2016 |
中国初の国立公園、生態体制改革の第一歩をまい進
タグ: 青海 三江源国立公園
japanese.china.org.cn | 2016-07-12
青海省玉樹チベット族自治州曲麻莱県にある長江上流域(6月15日)
中国初の国立公園建設計画である三江源国立公園がこのほど、生態体制改革の第一歩を踏み出した。試行計画は園区国土、環境保護、水利、農牧などの部門の編制、職能、法執行能力を統合し、省、州、県、郷の4クラスをカバーする「大部制」生態保護機関を設立。
青海省南部にある三江源地区は長江、黄河、瀾滄江の水源で、アジアで最も重要な生態系の安全障壁、世界で最も敏感な気候区の1つでもあり、ここの水は中国の66%の地域をカバーする。2005年、三江源国家級自然保護区が正式に設立された。10年の保護期間を経て、この地域の生態系の退化は抑えられ、水資源量は約80億立方メートル増加、草地の植生量は30%上昇した。
三江源国家級自然保護区は12.31万平方キロメートルの代表的地域を三江源国立公園の建設地に選び、その範囲は青海省のゴロク・チベット族自治州と玉樹チベット族自治州の2つのチベット族自治州を含む4県に及ぶ。黄河、長江、瀾滄江の3つのパークを建設し、より効果的で科学的な生態保護の新モデルを模索し、人と自然の調和、共同発展を目指す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年7月12日