西安市周至県殿鎮の田峪風景区でこのほど、高さ十数センチの透き通った珍しい花が見つかった。この花はギンリョウソウモドキ(中国名:水晶蘭)で、「幽霊草」や「夢蘭花」などとも呼ばれる。武侠小説で、この花は起死回生の効果があったり、人を殺せる霊力を持っていたり、さらには香りを嗅ぐと別人に変わるなどの力がある植物として描かれている。伝説上、ギンリョウソウモドキは「冥界の花」とされ、邪悪と神秘の象徴であることから「死の花」とも言われている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年9月19日