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japanese.china.org.cn |16. 03. 2017 |
湖南省永興県で清朝の「誥封」大夫邸が見つかる
タグ: 湖南 清朝 大夫邸
japanese.china.org.cn | 2017-03-16
湖南省永興県馬田鎮の羅尾史家村でこのほど、清朝の「誥封」の大夫邸が見つかった。「誥封」と書かれた官帽の箱が良好な状態で残っている。大夫邸の所有者である史庭会氏によると、この建物の元の所有者は史筆という人物で、字は朝議、広東で巡撫に就いていた。今から130年以上前の光緒13年(1887年)、60歳が近づいた史筆氏は将来的に官職を辞して隠居することを考慮し、故郷にこの大夫邸を建てた。大夫邸は典型的な清代湘南建築スタイルで、青のレンガ・黒の瓦、地面に敷かれた石、木彫り、灰塑、反り返った斗拱が特徴である。木製の扉には細かい花、鳥、公園、橋、建築物などの図柄が彫られ、生き生きとしている。「誥封」は皇帝が与えるもので、明・清時代の頃は文武官員やその先代の妻に与えられた。皇帝の命令は誥命と勅命に分けられる。五品以上には誥命が与えられ、「誥封」と呼ばれる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年3月16日