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japanese.china.org.cn |24. 04. 2017

陝西省の風景区に野生パンダ現る 落ち着いて食べ撮影に応じる

タグ: 陝西 野生パンダ 撮影
japanese.china.org.cn  |  2017-04-24

 

 

4月21日午前8時半頃、陝西省洋県の華陽風景区の警備員・陳宝忠さんは龍吟峡を巡回中、長青国家級自然保護区から約500メートル離れた歩道の脇に黒と白の影を見つけた。なんと、野生のパンダが散歩していた。清掃員と一緒に近くからタケノコを採ってきて与えると、受け取って食べたという。20分ほど過ぎ、最初の観光客がやってきてパンダを囲んで写真を撮ったが、パンダは「人見知り」せず、撮影を嫌がることもなかった。

陳宝忠さんによると、パンダはお腹がいっぱいになってもその場を離れず、そこで30分ほど眠り、目を覚ますと歩いて行った。2時間半から3時間そこにいたという。華陽風景区の職員は、「これが初めてではなく、以前にも何度か野生のパンダを見たことがある。1年あまりで7~8回見た。3月下旬には仏坪県東河台一帯で道路工事の作業員が何度か野生のパンダが道路や作業員のテントの近くをウロウロしているのを見た」と話した。

野生のパンダが近ごろ人間の生活エリアに頻繁に現れていることについて、長青国家級自然保護区の趙納勳上級エンジニアは、「これはパンダのタケノコ探し。4月と5月は標高の低いエリア(1200メートル前後)でタケノコが生えてくる時期で。パンダはそれを探しにやってくる。人間の生活エリアや観光地はそれくらいの標高の場所にある。6月か7月になると、標高2000メートル以上でタケノコが生え、パンダもそっちに行く。野生のパンダは通常、人間の匂いがすると逃げていくが、『食いしん坊』であることとタケノコを探す音の大きさで気がつかない。近寄って観察してもよいが、直接触れてはならず、10メートルほど距離を保つのがよい」と話した。統計によると、秦嶺山脈に生息する野生のパンダは現在345頭で、主に周至県、仏坪県、洋県、太白県の4県の境に生息している。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年4月24日

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