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japanese.china.org.cn |01. 08. 2017 |
天津市の「瓷房子」が競売 今も開放中
タグ: 天津 陶磁器 瓷房子
japanese.china.org.cn | 2017-08-01
7月31日に伝えられたところによると、天津市に外壁、屋根、窓格子、ドアなど全てが陶磁器に覆われた「瓷房子」がある。屋根についている長さ100メートルの龍の形の彫塑も陶磁器に覆われている。
この100年以上の歴史を有するフランス風の「瓷房子」は天津市和平区赤峰道64号(新72号)にあり、所有者が独特な飾りつけをしたことにより地元の有名スポットになった。
しかし、誕生してからずっと「歴史的景観を壊す」、「ださい」などの声が上がっている。最近、所有者が借金問題で裁判を起こされ、裁判所から競売にかけるよう言い渡された。天津市東麗区人民法院は6月29日、「瓷房子」を7月22日に約1億4000万元で競売にかけると発表。その数日後、入札期限が8月8日まで延長された。
入札価格は東麗区人民法院が格付け会社に委託して出した額で、陶磁器の価格は含まれていない。一方、所有者で天津市政治協商会議委員の張連志氏が委託した格付け会社は98億元の値をつけた。うち、陶磁器の価値は94億元に上る。
双方が交わした和解契約によると、張連志氏は競売前に「瓷房子」に貼られた陶磁器をすべて取り外さなければいけないが、現時点で外観に変化は見られない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年8月1日