秋分が近づいた9月15日、山西省運城市で気温が低下し、塩湖が鮮やかな色に染まった。湖を跨ぐ道路の片側は緑、もう片側はローズレッドになり、「おしどり鍋」のようである。これはドナリエラサリナの「いたずら」による現象だという。
この生物は強い生命力を持ち、「死海に生命の奇跡を放つ」と言われている。ある環境下で、デュナリエラサリナはヘモグロビンを発生させ藻体が赤くなるため、塩湖が違う色になる。毎年繁殖の時期になると大量のドナリエラが発生し、「おしどり鍋」のような奇観が現れる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月19日