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japanese.china.org.cn |15. 12. 2017

湖北省襄陽県の古寺を空撮 イチョウの葉が仏塔を囲む

タグ: 湖北,古寺,イチョウ
中国網日本語版  |  2017-12-15



 広徳寺は元は「雲居寺」と呼ばれ、湖北省襄陽県の西13キロ、古隆中の隣に位置し、湖北省の仏教史において有名な十方叢林である。明代成化年間、憲宗(成化帝)が「広徳禅林」と記したことから現在の「広徳寺」に改称された。

 

 境内にある碑文によると、明代成化年間、襄王の朱見淑は愛する人を病で亡くし、雲居寺の風水を気に入り、寺の横に埋葬した。雲居寺の道円法師は不満に思い、離れるよう要めた。憲宗は仲裁し、襄王に近くで風水のよい場所を探させ、政府が建築材を用意し、寺院と和尚を用意した。寺院が完成すると、憲宗は「広徳寺」という名前をつけた。「敕賜広徳寺」の字が今も広徳寺山の上にかけられている。


 広徳寺の最大の見所はイチョウの木に囲まれた多宝仏塔である。これは中国国内で発見された中で最も独特な形をした金剛宝座仏塔で、空から見ると台座が八角形で、主塔と四塔のスタイルが異なる。国家級重点文物保護単位にも指定されている。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月15日

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