share

元旦連休に沸く冬季観光市場

中国網日本語版  |  2023-12-19

元旦連休に沸く冬季観光市場。

タグ:元旦連休

発信時間:2023-12-19 13:50:49 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 今年の元旦連休(12月30日から1月1日までの3日間)の初日の乗車券の販売が16日、正式に始まった。同程研究院は、連休中に親戚訪問と観光の人流が重なり、かつ冬の氷雪観光のブームからけん引を受けることで、北京市、上海市、杭州市、南京市、鄭州市などからハルビン市、瀋陽市、ウルムチ市、フルンボイル市などの人気氷雪観光目的地に向かう高速鉄道路線が人気と分析。連休中には北京発張家口行きのスキー専用列車も活況を呈する。


 連休中のホテルとチケットの予約状況を見ると、特色民宿、年越しホテル、テーマパークが観光客の間で人気の選択肢となっている。またスキー、温泉、オーロラ鑑賞、花火ショー、コンサート、クルーズ旅行などは連休中に注目されているテーマだ。同程旅行のデータによると、一部の人気オーロラ観賞ツアーは1カ月前に売り切れとなった。漠河、禾木、フルンボイル、及びフィンランド、ロシア、アイスランドが域内外オーロラツアー人気目的地になっている。


 初の国産大型クルーズ船「愛達・魔都号」が来月1日、上海で初航行を行う。この航路も連休中に観光客から最も注目されているクルーズ航路の一つになっている。国産大型クルーズ船のけん引を受け、同程旅行プラットフォームの連休中のクルーズツアー問い合わせ件数が、11日現在で前年同期比152%増となっている。


 中国が11月にビザ免除措置の対象国の試験的な拡大を発表し、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、スペイン、マレーシアの6カ国の普通パスポート所持者のビザ免除措置を実施すると、インバウンド観光も持続的に盛り上がりを見せている。


 同程研究院の程超功・首席研究員は、「トランジットビザやビザ免除措置は域外人員の入境政策を最適化する重要な措置で、出張及び観光のインバウンド市場にとって重要なメリットだ。特に国内の関連する国際空港都市が受益者となる。ビザ免除対象国の持続的な拡大はインバウンド観光商品のイノベーションと業態の多様化に有利だ。インバウンド客の1エリアのディープな旅行及びカスタマイズツアーの市場に新たなチャンスをもたらす。同時に関連目的地及び旅行会社の資源統合能力や商品開発能力にとっても試練となる」と分析した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年12月19日

Twitter Facebook を加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集     中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで