「南海一号」は1987年に陽江海域で発見された800年余前の宋の木造沈船である。考古学チームはこの船の中から6―8万件の文物を発見し、その中には、極めて価値の高い国宝級文物もたくさんあった。「南海一号」が引き揚げられてから、その価値及び影響力は西安の秦始皇帝兵馬俑に比べていささかも遜色がないと考古学界の専門家たちは見ている。
「南海一号」から発見された文物
海底に千年近く浸されていたにもかかわらず、磁器に毛筆で書かれた文字が依然としてはっきりと見て取れる。