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中国全国民による哀悼に世界が感動
発信時間: 2008-05-20 | チャイナネット

天安門広場では多くの人が、「がんばれ中国」「汶川こらえて」などのスローガンを大きな声で叫んだ(5月19日)。

汶川大地震からちょうど7日が経った5月19日14時28分、中国各地では半旗が掲揚され、自動車や汽車、艦船が警笛を鳴らし、防空警報のサイレンが鳴り響いた。天安門広場では自発的に集まった人たちが、「がんばれ中国」や「汶川こらえて」」などのスローガンを大声で叫んだ。13億人の中国人の涙はこの時、世界にその悲しみを伝え、大規模な集団の哀悼の後、世界の人々の心に、今回の震災で屈することのなかった中国人のイメージを残した。

CNNは哀悼の後に、「中国の国を挙げての哀悼に流れる感情」というテーマで、、四川省成都市の数千人の人たちの感情がこの哀悼に表れ、180秒の哀悼の後、人々は被災地を支持するスローガンを叫んだと報道した。そして現地で取材していたCNNの記者は、「黙祷の時はみんながしっかりと手をつなぎ、涙を流す人もいた。これほど多くの人が犠牲になったことはとても信じられず、驚いている」と報道した。

日本のメディアは18日に中国の「哀悼の日」の情報を知ると、すぐそれに応じた報道をし、中国の国務院が発表した原文の全てを流した。また19日の黙祷の後は、全中国の厳粛な哀悼の様子ががネットで紹介された。

北京の在中国EU代表団も半旗を掲揚し、四川大地震の犠牲者に哀悼の意を表した。

地震が多い日本人にとって、中国の国を挙げての哀悼はとても理解できる。ある日本の弁護士は、「中国政府と人々の黙祷は、感情の現れであり人道的な理性の表現だ。汶川で発生した大地震は人類の共同の災難で、中国だけではなく世界各国がこのように哀悼するべきだ」と語った。

東洋美術専攻のある大学の日本人女性教師は、四川省の石窟などの文化的遺産に興味を持っており、毎回四川省に行った時には臥竜のパンダ保護エリアを見学するという。そして四川省で撮った生き生きとした石の仏像彫刻は自分の古い友人と同じで、それらがどうなったのかも心配だと彼女は話す。「私たちは犠牲になった人々を哀悼し、被災地にある貴重な文化や自然の遺産も忘れてはいけない」と語った。

韓国外交安全保障研究院のジョン・サンジ(丁相基)教授はソウルで取材に応じ、「中国の人々は今回の震災でとても苦しんでおり、隣国の韓国人も同じように悲しんでいる。中国政府が決定した全国哀悼日は、中国の人々の悲しみを表現し、団結力もより強くなった」と述べた。

「チャイナネット」 2008年5月20日

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