ホーム>>ニュース>>首页-重要
北京五輪開幕式の日程発表
発信時間: 2008-08-08 | チャイナネット

北京五輪メーンプレスセンターで6日午前、記者会見が開かれ、北京五輪開幕式の準備はすでに整ったことが報告され、北京オリンピック組織委員会開閉幕式業務部の張和平部長が開幕式の主な日程と流れを紹介した。第29回オリンピック公式ウェブサイトが伝えた。

 

▽開幕式の日程

・午後5時45分~午後7時 開幕式本番前にプレイベントとして地域性と民族性豊かな28の演目を披露。

・午後7時頃 観客への指導

・午後7時56分 カウントダウン開始

・午後8時 開幕式スタート、約3時間半にわたって開幕式が行われ、午後11時30分ごろに終了予定

 ▽第一部:歓迎セレモニー、五輪旗掲揚、中国国旗入場、中国国歌の演奏に合わせて国旗掲揚。(14分)

 ▽ 第二部:演目名「麗しきオリンピック」。前半部分のテーマ「輝かしい文明」と後半部分のテーマ「黄金時代」で構成。(約1時間)第二部では中華民族の悠久の歴史や、輝かしい文化、中国改革開放の成果と中国人民の精神を重点的に表現。「世界の言語で中国のストーリーを解説」するという概念のもと、民族や時代の特色を色濃く紹介。中国独自の「絵巻物」を通じて、中国の美学とされる写意の精神をもって東洋文明の根底とし、きらびやかな色合いで現代中国の活気溢れる様子を表現し、創造性豊かな現代芸術を取り入れて開幕式に現代性と国際性の色を添える。※写意とは、写実に優れた西洋画とは異なり、心の内観が極意とする水墨画の画法。クライマックスでは3回のリハーサルでも公開されなかった開幕式のテーマ曲がついにお披露目。オリンピック組織委員会が5年かけて4回の選考を行い、厳しい審査を経て決定した曲だ。中国と英国の人気歌手、劉歓とサラ・ブライトマンがハーモニーを奏でる。

 ▽第三部:選手入場、北京オリンピック組織委員会会長あいさつ、国際オリンピック委員会会長あいさつ、中国国家主席による五輪開会宣言、五輪旗入場、五輪歌に合わせて五輪旗掲揚、選手代表宣誓、審判代表宣誓、平和のハトを放つ、聖火点灯。(約2時間半、うち選手入場が2時間程度)選手入場の順番は205カ国・地域代表団の中国語(簡体字)の画数順。

 花火は北京五輪開幕式の目玉の一つだ。花火発祥の地として中国は今回、花火の演出にも力を入れている。開幕式では始めから終わりまで演目の場面に合わせて新型花火や、煙を少なくするハイテク技術を導入した花火などが打ち上げられ、その場の雰囲気を盛り上げる。そのためオリンピック公園には広大な打ち上げ場所が設けられ、北京市内の多くの市民も花火によって開幕式の盛大な雰囲気を味わうことができる。花火はメイン会場で約1万5000発、オリンピック公園の中心エリアで約1万4000発、あわせて約3万発が打ち上げられ、8日の北京の夜空を色鮮やかに染めるだろう。

 開幕式の演目は写実ではなく中国の写意によって繰り広げ、具体的な偉人や特定の物事を直接的に称えるのではなく、文化の一部や現代ヒューマニズムの精神を集約して観客を魅了する予定だ。 

開幕式のアトラクションの後は、約2時間半にわたるセレモニーが始まる。セレモニーでは選手の入場行進に続き、北京オリンピック組織員会と国際オリンピック委員会のあいさつ、中国国家主席による開会宣言が行われ、五輪旗入場、五輪歌演奏、そして平和のハトが放たれる。

 張和平部長は「この第三部は選手の入場行進にほぼ2時間あてる。入場は205カ国・地域の代表団名を中国語(簡体字)表記して、その一文字目の画数順に行う」と説明。この順序でいくと、中華台北(台湾)は24番目、中国香港は26番目となる。一文字目の画数が同じ場合は慣例に照らし、二文字目の画数を比較する。それでも同じ場合は五輪憲章が規定する順序に従うという。

「人民網日本語版」2008年8月7日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· 福田首相が開会式に出席、胡錦涛主席と会談

· ファンに取り囲まれる福原愛選手

· 様々な形で国連が北京五輪に参加

· 北京五輪開幕式の日程発表

· 「旗手」中国代表団の旗手に姚明選手