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震災地の高校生や大学生への支援政策が発表
発信時間: 2008-08-31 | チャイナネット

秋学期の開始をまもなくに控え、財政部と教育部はこのほど、国務院の同意を受け、経済的に就学が困難な震災地出身の高校生や大学生に対し、08年度の特別支援政策を実施することを決定した。財政部の担当者がこの政策について説明した。

同担当者によると、特別支援の対象となるのは、被害の深刻な震災地(四川・甘粛・陝西の3省で震災被害が深刻とされた51県・市・区)を出身地とする、高等学校(中等職業学校と普通高校を含む)と高等教育機関(普通本科大学と高等職業学校を含む)で学ぶ、経済的に就学が困難な学生だ。

▽高等学校生への支援

第一に、学費の免除。対象となる高等学校生に対しては、08年の秋学期から09年の春学期にかけての学費が免除される。中央財政は地域の学費標準に応じて、被災地の学生を受け入れる中等職業学校には学生1人あたり平均で年間2000元、普通高校には同900元の補助金を一括支給する。第二に、生活補助金の支給。対象となる普通高校生に対し、08年の秋学期から09年の春学期にかけて、1人あたり平均で年間1000元を基準とした生活補助金が給付される。必要となる資金は中央財政が宝くじ公益金から支出し、中国教育発展基金会を通じて支給される。対象となる中等職業学校生への生活補助金は、現行の国家奨学金を利用し、1人あたり平均で年間1500元を基準とした支援が行われる。

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