上海陸家嘴金融貿易区の超高層総合ビル「上海環球金融センター」が、8月28日に完成した。
金融センターは101階建てで、高さは492メートル。上海環球金融センターの79階から93階までは、ホテルのパークハイアット上海になっており、9月1日にオープンした世界一高い場所にあるホテルの宿泊料金は、一晩5000元から88000元と、上海で最も価格の高いホテルだ。
パークハイアット上海は、剴悦国際ホテル集団が中国で開設した最初のパークハイアットで、ニューヨークの著名なデザイナーである季裕堂氏が、「モダンな中国式の個人住宅」というコンセプトでデザインした。 174室の客室は全てスイート・ルームで、一番広い部屋は194平方メートル、一番狭い部屋は55平方メートル。全ての客室から黄浦江の風景が楽しめ、宿泊客には専門のサービス係がつく。
世界で最高のプール、最高のロビー、最高の会議室があるパークハイアット上海は、宿泊料金も信じられないぐらい高い。最も高い宿泊料金は、15%のサービス料別で8万8000元、普通の55平方メートルの客室は一泊5000元だ。オープンしたばかりのパークハイアット上海はすでに多くの予約が入っており、広報部の黄雯姣さんは、「今年の6月に予約を受け始め、今の予約は10月以後の客室です。予約した方の大部分は外国籍の人たち」と話す。
「チャイナネット」2008年9月2日 |