北京市と張家口市が2022年冬季オリンピックの共同開催地に決まってから、中国各地でウィンタースポーツが盛んに行われている。フィギュアスケートやアイスホッケーなどは冬季オリンピックの競技というだけでなく、多くの中国人の趣味になり、これらのスポーツを愛する子供も多い。彼らのストーリーを紹介する。
可欣湉さん:何度転んでも立ち上がるのは一瞬の喜びのため
朝陽区星河実験小学校5年生の可欣湉さんは今年11歳。彼女は3歳の頃にフィギュアスケートの基礎を学び初め、小学生になってから本格的な練習をするようになった。
可欣湉さんは、「フィギュアスケートを練習して多くの収穫があった。まずは意志を鍛え、何事もすぐに諦めないことを学んだ。何度転んでも立ち上がるのは一瞬の喜びのため。経験したことのない人には想像できない」と話した。また、彼女は息の合う多くのチームメイトや友人と知り合った。学校の同級生と比べて、フィギュアスケートのチームメイトは強くて理解力があるという。チームメイトと一緒に練習し、大会に出場し、励まし、助け合い、普段の練習でも孤独や退屈を感じない。
来年開かれる北京冬季オリンピックについて、可欣湉さんは、「家の近くでこれほど大きな国際大会を観られることは非常に幸運。来年の冬季オリンピック開幕の時には12歳になっているので、ボランティアとして参加し、何かの力になりたい」と話した。
毎回の大会には着飾って出場する
冬季オリンピックが待ち遠しい