麗江県、世界的レベルの観光地を開発

雲南省麗江県では、「世界文化遺産」に登録された古城麗江を中心とする中部文化観光区、玉竜雪山を中心とする東部リゾート観光区、老君山を中心とする西部生態観光区の三大観光地の建設及び3つのゴールデン・コースの開発が急ピッチで進められている。

 青蔵高原と雲貴高原の結合部に位置する麗江県は、ナシ族、漢民族、チベット族、ペー族などの民族が集居しているところで、「世界文化遺産」に登録された古城麗江や、「近代氷河博物館」とも呼ばれている年中雪をいただく玉竜雪山、世界で最も深く、険しい峡谷である「虎跳峡」、生物資源が豊富な老君山などの自然観光地に恵まれている。

 近年、麗江県は独自の特色を持つ観光資源に頼って、15の観光地を開発し、また71軒の観光ホテル、31社の旅行社、7社の観光自動車会社を設立し、観光地開発と観光客接待の能力を絶えず高めている。

 今年第一・4半期、同県を訪れた内外の観光客は延べ61万2000人で、昨年同期より31%増えた。そのうち、海外からの観光客は54.7%増え、観光収入は前年同期より49.8%増の3億9000万元に達し、そのうちの外貨収入は56.9%増えた。

2001年6月20日