中国人民銀行(中央銀行)は21日、国務院の承認を受け、人民元為替レート決定システムを改革することを発表した。中国は2005年7月21日から、市場の需給を基礎とし、通貨バスケット制を参考に調整される、管理された変動為替相場制度を実行する。人民元は今後、米ドル単一通貨へのペッグ制を取らず、より弾力性に富む人民元為替レート決定システムを形成する。