2005年11月19日、ブッシュ米大統領は北京に到着し、中国への訪問をスタートした。この訪問は、胡錦濤国家主席の招きに応じたもの。ブッシュ米大統領にとって、今回は改選後初の訪中となる。胡錦濤国家主席は20日午前、ブッシュ米大統領と人民大会堂で会談し、両国関係や重大な地域・国際問題について踏み込んだ意見交換を行い、重要かつ幅広い共通認識を形成した。両首脳は、理解を深め、共通認識を拡大し、相互信頼を深め、21世紀における両国の建設的パートナーシップを全面的に推進していくことで一致した。温家宝総理は同日、ブッシュ米大統領と釣魚台国賓館で会見し、双方は両国関係や、重大な国際問題について意見を交わした。ブッシュ大統領が中国側に「1つの中国」政策と、台湾独立への反対の立場を重ねて言明し、台湾海峡の現状を一方的に変えるいかなる行動にも反対する姿勢を表明した。
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