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遺棄化学兵器の回収続く 担当者「氷山の一角」

旧日本軍の遺棄化学兵器問題を担当する、外交部・日本在華化学武器問題弁公室の劉毅仁主任は5日、黒竜江省寧安市の化学兵器回収現場で、「われわれがこれまでに回収・除去した化学兵器は約4万点に上る。しかしこれは当時の日本軍が持ち込んだ総量と比べると、氷山の一角にすぎない」と述べた。新華社が伝えた。

旧日本軍の遺棄化学兵器については、まだ日本から情報が提供されておらず、また完全な資料も無いため、中国に遺棄されている正確な数量を知ることは難しいという。

劉主任によると、日本の旧陸軍・旧海軍が第2次世界大戦期に製造したイペリットガス(マスタードガス)、ルイサイト、クロロアセトフェノンなどの毒ガスの総量は、7千トンを超えるという記録がある。これら化学兵器の大部分は中国に持ち込まれた。

中日双方はこうした化学兵器について調査を重ねており、遺棄化学兵器に対する確認調査や除去回収、分別包装などの現場作業を60回余りにわたり行い、3万7499点の兵器を回収した。しかし、劉主任によると「これまで発見・回収された化学兵器は、まだ一発も廃棄処理されていない」という。

「人民網日本語版」2006年7月6日

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