博鰲(ボアオ)アジアフォーラム2007年年次総会に出席している内外の専門家は21日、「アジア地域では、急速に発展する経済のエネルギーへの需要を満たすため、一体化したエネルギー協力メカニズムいち早く構築するべきだ」と強調した。
アメリカ・デロイト社の責任者は、「いまはエネルギーの非常時期であり、アジアは石油備蓄が多くないものの、石油に対する需要量は非常に大きい。このため、アジア諸国は協力する必要がある。いま、中国とインドはすでに石油と天然ガスの購入と備蓄で協力を始めている」と述べた。
韓国ソウル大学の教授は、「エネルギーの安全を実現させるため、統一した戦略的な場を設け、エネルギー協力メカニズムを構築し、アジアの統一した立場と見解を主張すべきだ。そして、アジア諸国は共同計画を制定し、石油価格の安定を保障するべきだ」と提案した。
「中国国際放送局 日本語部」より 2007年4月22日