中国交通部は質、スピード、構造、効率の調和を重視する原則を堅持し、重点プロジェクトへの管理を強化し、2007年内の「5縦7横」幹線国道プロジェクトの完成を目指している。
交通部の李盛霖部長によると、2007年には全国で高速道路5000キロ以上を完工する予定で、そのうち、「5縦7横」幹線国道システムの最後の2385キロの完工が主な課題となっている。
2006年には、「5縦7横」幹線国道の北京・上海ルートの天津区間、上海~瑞麗ルートの三穂・凱里区間、連雲港~ホルゴスルートの清水・嘉峪関区間、西部の省間道路の阿北ルートの黄陵・延安区間、蘭磨道路の思茅・小もう養区間、北京~承徳ルートの北京区間第2期工事、杭州~瑞麗ルートの景徳鎮・婺源区間などの重点プロジェクトが完工して開通している。
交通部の計画では、中国の「5縦7横」幹線国道ネットワークの主な内容は次の通り。
「5縦」:黒竜江省同江~海南省三亜間(約5200キロ)、北京~福州間(約2500キロ)、北京~珠海間(約2400キロ)、二連浩特~河口(約3600キロ)、重慶~湛江間(1314キロ)高速道路。
「7横」:綏芬河~満洲里間(約1300キロ)、丹東~拉薩間(約4600キロ)、青島~銀川間(約4400キロ)、連雲港~ホルゴス間(約4400キロ)、上海~成都間(約2500キロ)、上海~瑞麗間(約2500キロ)、衡陽~昆明間(約2000キロ)高速道路。
「チャイナネット」2007年1月4日