先般、農業部は一連の具体的な措置を打ち出し、中国政府の社会主義新農村の建設に関する｢中央一号文書｣を全面的に実行することに力を入れている。

1、 中央政府の｢農村建設をサポートし、農民にメリットをもたらす｣政策を真剣に実行する。土地請負期限の延長に関する仕事をきちんとと推し進め、農村土地請負・経営権証明書をちゃんと農民の手元に届け、重点地域及び重点食糧品種に対する最低買い上げ価格の政策を実施する。

2、 農業インフラの整備に力を入れる。新たな｢肥よくな土地プロジェクト｣を始動させ、土壌の有機物の増加のための補助金給付の規模及び範囲を拡大し、小麦、水稲、トウモロコシなど主な農産物の産出過程の機械化に全力をあげる。

3、 農業構造の調整を強化する。良質の食糧の産業プロジェクトを実施し、農作物栽培面積を15.8億ムー(15ムーは１ヘクタール)以上に確保し、1ムーあたりの生産高が1％以上増えることを目指し、特色及び強い競争力のある、さまざまな種類の特化村及び特化郷鎮を育成する。

4、 農産物の品質レベル及び安全性を高める。農産物産地明示化の制度を策定し、農産物の市場進出に対する管理を強化し、農産物品質・安全性の監督・検査システムを構築する。

5、 今年末までに、末端に向けての農業技術普及システムの改革を完了させる。 

｢チャイナネット｣2007年2月7日