伝えられるところによると、農業部は今年、安全、高効率、環境保護を中心的な内容とする10項目の措置を講じ、全国の近代農業の建設を推進することになった。
農業安全は経済・社会安全の基盤
1、総合生産能力を高め、国の食糧安全を保障する。
農業部は優位性のある食糧産業ベルトの建設を強力推進し、優良品種のカバー率が高く、産業チェーンが完備した優れた食糧産業の構築を加速させる。食糧作付面積を15.8億ムー(1ムーは15分の1ヘクタール)以上、食糧総生産量が2006年のレベルを下回らないよう努める。
2、鳥インフルエンザなど重大で危機的な動物疫病の防御能力を高める。
動物疫病防御システムおよびインフラ整備を強化し、動物疫病ゼロ地域の建設を加速させる。省・直轄市・県3つのクラスの獣医行政管理、法律執行状況の監督および技術サポート機構の年内の設立完了を目指す。
3、農産物の品質安全に関する監督・管理を強化し、養殖業の健全な発展を促す。
模範県(農場)建設を加速させ、産地出荷基準関連制度および農産物品質安全に関する検査・測定システム構築の計画をスタートさせる。メタミドホスなど5種類の毒性の強い農薬の使用を全面的に禁止する。これと同時に、家畜・家禽標準化養殖区および水産物養殖健全化モデル区の建設を強化する。