中国企業は外国政府の検査団による登録企業衛生体制評価を過去100回以上受け、海外の同業者に幅広く認められている。これまでに25の国と地域の衛生管理当局が、中国の14大輸出品目を生産する5630社を登録し、これら企業による食品輸出を認可。オーストラリアなど12カ国の食肉企業916社が中国に輸出登録を申請し、海外の業236食肉企社が中国での登録を認可されている。
いわゆる衛生登録とは、政府が国内の輸出食品生産企業と国外の輸入食品生産企業に対して実施する検査・審査・認可、およびそれに続く監督・管理業務の、行政認可・市場参入行為を指す。衛生登録制度は危険分析の重視と重要な管理予防、品質保証システムの効果的な運用、食品生産の全プロセスにおよぶ管理を主な内容とする。
国家認証認可監督管理委員会の孫大偉主任は「世界の一体化と国際食品貿易の緊密化にともない、輸出入食品については、これまでに増して安全と衛生が政府主管当局の求める重要中の重要となっている。わが国は1980年代から輸出食品生産企業の衛生登録制度を構築し、不断に整備し、食品生産・加工過程の管理とリスク予防に基づく理念を明確に示し、企業に対して、厳しい衛生基準に照らして操業を行い、安全で衛生的な生産・加工手順を通じて食品の安全と衛生を確保するよう求めてきた」と語る。
「人民網日本語版」2007年8月7日