中央政府、30億元を投入
経済発展の地域格差とは関係なく、中央政府は農村最低生活保障に必要な資金に関し、同レベルの財政予算に編入するよう求めている。財政部は今年、30億元の補助金を計上した。補助金は既に地方に向け支出された。同時に中央政府は地方の各級政府に最低生活保障への予算配分強化を求め、特に省レベルでの予算を活用し、最低生活保障の財源強化を促した。
昨年までに24の省、直轄市、自治区では農村最低生活保障制度が整備され、最低生活保障と特別貧困世帯支援に55億5000万元の資金が投入された。今年上半期に地方の各級政府は35億6000万元を投入、昨年の予算額と下半期の予測に基づくと、地方財政による通年の投入額は昨年を上回る70億元に達する見通しだ。