ホーム>>経済>>政策情報
中国、最低賃金基準を調整 
発信時間: 2007-11-13 | チャイナネット

労働保障部は現在、適切な措置を取って、企業従業員の賃金の伸びに対する調整作用を強化している。従業員賃金の正常な上昇メカニズムの構築も検討中だ。同部労働工資(賃金)司の責任者がこのほど明らかにしたとして、新華社が伝えた。

現在、各地方に最低賃金基準制度が設けられており、各地の平均賃金の伸びに合わせて調整が行われている。同部は、過去2年以内に最低賃金基準を一度しか調整しなかった地区、ここ数年来の最低賃金基準の調整幅が同地区の平均賃金の上昇幅を明らかに下回る地区、現行の最低賃金基準が同地区の平均賃金に比べて明らかに低すぎる地区について、年度内に基準を調整しなくてはならないとの原則を示した。同時に、企業の最低賃金制度の実施状況に対する監督・検査を強化し、形を変えた規定違反行為を重点的に取り締まるとしている。

賃金が高すぎるとされる独占業界の問題について、同責任者は「国の関連部門が現在、独占業界の平均賃金に対する上限設定の方法を検討している」と述べた。

「人民網日本語版」2007年11月13日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· 中国、今後の金融システム改革における3つの課題

· 環境汚染企業に貸付制限 グリーン貸付制が順調

· 工業用天然ガス、50%値上げ

· 中国の今後における河川汚染防止関連政策措置と仕事の重点

· 発展改革委:各地域の調和的発展に向け戦略固まる