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中国の今後における河川汚染防止関連政策措置と仕事の重点 |
発信時間: 2007-11-15 | チャイナネット |
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全国河川汚染防止会議でスピーチする国家環境保護総局の周生賢局長 11月14日、国家環境保護総局主催の全国河川汚染防止会議が河南省鄭州市で開かれ、国家環境保護総局の周生賢局長が会議に出席してスピーチを行った。周生賢局長は会議の席で、資源節約型・環境にやさしい社会の建設を加速させることの意義を強調した上で、当面及び今後における河川汚染防止関連政策措置と河川汚染防止の仕事の重点について語った。 当面及び今後における河川汚染防止関連政策措置は次の通り。 1、重点流域の水汚染防止関連計画の策定を全面的に推進し、資金投下を増やし、汚染対策を一層強化し、計画で定められた諸目標の達成を確保すること。 2、省・自治区にまたがる河川の水質目標責任制を徹底させること。 2008年から、国家環境保護総局は省・自治区にまたがる河川の水質について、年度目標に基づいて審査・評定を行い、期限どおり目標達成できないか、または汚染が深刻化している省・自治区に対して、当該省・自治区における国がサポートしているプロジェクトの実施を一時ストップさせ、同時に当該省・自治区における汚染物質排出総量の増加を伴うプロジェクトの認可も取り止める。 3、環境関連法律の執行への監督を厳格化し、飲用水の水源保護地域、工業パーク、重点業種における環境対策を強化し、環境違法行為を厳しく取締る。 4、環境保護関連法律・政策及び基準体系の健全化をはかり、環境関連経済政策の制定・実施を加速し、国と地方の河川環境保護基準の検討・改正の仕事を進めること。 5、全社会が環境保護に参与するよう働きかけ、環境保護に関する宣伝・教育を強化し、環境重視意識を向上させ、全社会が「水を大切に、水を節約する」環境の形成に努めること。 |
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