ホーム>>経済>>国際交流
中国・EU安全インテリジェント貿易航路テスト計画」始動
発信時間: 2007-11-20 | チャイナネット

「中国・EU安全インテリジェント貿易航路テスト計画」が19日から、中国の深セン港、英国のフェリクストウ港、オランダのロッテルダム港間で始まった。世界税関機構(WCO)の「国際貿易の安全確保及び円滑化のための基準の枠組」の全面的な実施を目的とした、世界初のテストプロジェクトだ。

同枠組には9月までに中国を含む世界148カ国・地域の税関が参加を表明。「中国・EU安全インテリジェント貿易航路テスト計画」は、各国税関間におけるかつてない深いレベルの実質的な協力であり、輸出部門での輸出入貨物の一括管理を実現する。テロ対策だけでなく貿易の円滑化にも配慮しており、廃棄物の出入国データの共有は環境保護にもプラスだ。

06年9月の「中国・EU税関協力委員会」第2回会議で、中国税関総署の牟新生総長はEU・英国・オランダ税関と共に「中華人民共和国税関総署と欧州委員会税関当局会議の覚書」に署名し、同計画の準備作業を正式にスタートさせた。

「人民網日本語版」2007年11月20日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· 外資系企業、中国電信業の再編の契機をつかむ

· 中国、日本最大の輸出相手国に

· 竜源電力、CO2削減事業でオーストリア企業と提携

· 日本の最大規模の対中投資企業が南通に工場設立

· 第3回中米戦略経済対話のテーマが6つに