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南京にヘリポート 長江デルタヘリコプター輸送網形成へ
発信時間: 2007-11-22 | チャイナネット

南京市に建設中の「南京若航ヘリポート」が、ほぼ形を整えた。建設されているのは、長江(揚子江)にかかる第三大橋から5キロの場所。ヘリコプター発着場はすでに完成し、飛行指揮センターもまもなく建設を終える。完成すれば、華東地域で最初の民営ヘリポートとなる。中国新聞社が伝えた。

若航交通発展有限公司(若航)では、長江デルタ地区にヘリコプター輸送網を作る計画だ。南京のヘリポート建設はその手始めとなる。2番目のヘリポートも蘇州に建設中で、使用を開始すれば、双方の往来が可能となる。南昌、塩城、合肥、成都、蕪湖などでもまもなく建設地の選定に入る予定。

航空や鉄道など公共交通の領域には、2005年から民間資本が参入できるようになっている。旅客・貨物輸送など民間航空の分野で、中国は昨年、世界2位に立った。一方、農業、工業など特定産業用飛行など民間航空の分野の開発は、ほぼ空白の状態だ。民間資本の参入は業界にとって良い刺激となる。今回の若航のヘリポート建設は有益な試みだといえる。

写真:ほぼ形の整った南京若航ヘリポート

「人民網日本語版」2007年11月22日

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