「上海陸家嘴金融文化ウィーク2007」の開幕式が16日に行われ、韓正市長は、「上海は2010年までに国際金融センターの基本的な骨組みを形成し、2020年には国際金融センターを基本的に完成させる」とスピーチし、上海国際金融センター建設の計画を明らかにした。「国際金融報」が伝えた。
国務院発展研究センター金融研究所の夏斌所長は、金融文化ウィークのハイエンドフォーラムで、「金融は現代における経済発展の中心である。中国経済の総量が世界の順位を上げるにつれ、中国の経済体制の市場化改革を推進するために上海を国際金融センターとして建設することは必然的なことだ。またこれは今後、経済のグローバル化に大いに参加していくということでもある。この目標を達成するには、国内市場の各要素が十分に市場化され、グローバル市場の中で有力な地位を占めなければならない」と述べた。
今年の第3四半期末までの浦東新区における金融機構の数は476社となった。陸家嘴エリアには、これから多くの金融機構や優秀な人材が集まって来ると予想され、人材確保のため浦東新区でも住宅補助等の政策が実施される予定。
「人民網日本語版」2007年11月20日 |