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「欠陥製品リコール条例」、来年公布へ
発信時間: 2007-11-23 | チャイナネット

国家質量監督検査検疫総局(質検総局)は、「欠陥製品リコール管理条例(草案)」の起草案を完成させ、早ければ来年に公布される。質検総局法規司の劉兆彬司長は21日、「自動車リコール制度施行3周年のまとめ及び欠陥製品リコール制度のシンポジウム」で記者に対し、「欠陥製品リコール制度は現在、自動車・玩具・食品・薬品に限定されているが、これからは家電製品やエレベーター等の人体の健康に危害を及す可能性がある全ての製品を対象としていく」と答えた。「中国日報」が伝えた。

質検総局はすでに起草案を完成させ、現在幅広く意見を求めている。今回の条例草案では、欠陥製品に対して企業の自主回収を要求している。企業が自主回収をおこたり、消費者に深刻な危害を与えた場合、生産許可証を取り消されたり、起訴される場合もある。

「欠陥製品リコール管理条例(草案)」が通過すれば、中国で最初の欠陥製品リコール制度に関する法規となる。

「人民網日本語版」2007年11月23日

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